JR西日本のローカル線で多く運用されているキハ120形、下関総合車両所広島支所(広ヒロ→中ヒロ)所属の車両は芸備線 備後落合~広島、福塩線 府中~三次 で運用されています。
備後落合/府中~三次は全列車がキハ120形1両編成で運用されるのに対し、キハ40系が主体の三次~広島では1日2往復のみが設定されています。また、全列車がワンマン運転を行います。
現在所属している車両はオールロングシートの0番台が3両、セミクロスシートの300番台が7両の計10両で、体質改善工事が完了しています。
運用
充当される列車は全て2両編成です。時刻が平日・土休日で異なる場合は平日/土休日の順で表記しています。
2024年改正では特に変更点はありませんでした。
1802D(広島0541→三次0728)
広島→三次の始発列車、時刻表上では三次行きですが終点三次駅で前側1両は福塩線吉舎行き、後側1両は芸備線備後庄原行き(休日は三次止)となります。
かつては備後庄原・府中行きとして運転されていました。
5821D(三次0809→広島0929)
快速〔みよしライナー〕です。
旧三江線が不通の際には中間に浜田鉄道部所属の車両が挟まれ、3両編成で運転されていました。
1840D(広島1438→三次1615/1626)
5821Dで来た車両が三次に戻る運用となっています。時間・列車番号は異なりますが以前は三次・府中行きとして運転されていました。
現在も同様の形態ですが、1802Dと同じく時刻表上では三次行きとなりました。
1863D(三次1634→広島1814)/1865D(三次1634→広島1834)
芸備線を乗りつぶす定番ルートといえば新見駅を昼に出発する列車、備後落合駅で乗り換え、三次駅からはキハ40・キハ47!と思った方、ご愁傷様です。乗り換え列車はキハ120充当です。(平日のみ。土休日はキハ47充当の快速列車が先発)。せっかくなので三次駅周辺を散策してください。
広島到着後は車庫に入り、次の日の1802Dとなります(差し換えはこのタイミング)。
過去の運用
時間帯や行先に多少変更はあるものの、ほぼ固定となっています。
改正年月 | 運用 |
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2022年3月 | ・1802D(広島0543→三次0731) ・5821D(三次0812→広島0932) ・1842D(広島1435→三次1619/1615) ・1867D(三次1620→広島1814)/1869D(三次1639→広島1834) |
2023年3月 | ・1802D(広島0541→三次0728) ・5821D(三次0809→広島0929) ・1840D(広島1438→三次1615/1626) ・1863D(三次1634→広島1814)/1865D(三次1634→広島1834) |
広島東洋カープラッピング列車
2021年11月28日~2023年3月(予定)の期間限定でキハ120 332に有志の募金活動によりラッピングが施されています。運行開始当初は球団所属選手のポスターが車内に掲示されるなどしていました(現在は別のものに交換済)。
【追記】2023/03 運行期間が2023年12月までと延長されました。
日々の運用は公開されていませんが、上記の列車を数日観察すれば基本出会えるはずなので興味のある方はぜひ。ちなみに、中ヒロ所属のキハ120形の運用周期は8日です。
ご覧いただきありがとうございました。
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