【組替】広ヒロ 227系A65編成

芸備線では本日(執筆日:2022年11月8日)から11日まで吉田口駅~中三田駅間において日中保守工事が行われています。
ですが、たまには気動車以外の内容です。

JR西日本 広島支社の主力車両である227系0番台、広島支所にA編成(3両、A01~A64)とS編成(2両、S01~S42)が配置されています。しかし、タイトルにはA65、いったい何が起きているのでしょうか。
※組織再編があり一部の車両は広ヒロから中ヒロへと所属表記が変わっています。

227系

結論から書くと何かしらのアクシデントにより運用に就けなくなったA11,A33編成のうち使える車両を用いて新たにA65編成を組成しているようです。A33編成は2022年9月に呉線内でアクシデント後の様子が目撃されていますが、A11編成は分かりません。同時期とは思いますが。

編成は下り側から クモハ226-11 + モハ226-11 + クモハ227-33 となっています。
製造元がA11は近畿車両、A33は川崎重工業のため細かいところが異なるようですが私はそのあたりは疎いので割愛させていただきます。

使われていない車両は広島支所、かつてクモヤ145がいた箇所にまとめて留置されています。

運用入りしたA65編成

運用自体は区別されることなく通常の編成と同様に各線区を走っているようです。

画像は下り側のクモハ226-11です。A65編成との表記がありますが、連結器等をみると11と書かれていることから本来はA11編成の車両であることが分かります。

残りの車両

天神川駅から見える範囲に留置されています。
下り側(画像奥)から モハ226-33 + クモハ227-11 + クモハ226-33 です。

モハ226-33

本来であればA33編成の中間に来る車両です。

クモハ227-11

本来であればA11編成の上り側の車両です。

クモハ226-33

先に紹介した2両からは見える範囲からは異変は推測できませんでしたが、この車両は明らかにおかしな点があります。

まず、スカートがありません。9月の目撃の時点で既にないことは確認されているので、そのままということでしょう。

妻面が表に出ることはないので後部標識灯が取り付けられていますが、位置が不自然に思えます。
左側の方が斜めに設置されているのは理由があるのでしょうか。


早く修理されて元のA11,A33編成として復活してほしいですね。

その後の動き

長らく留置されていましたが、2023年11月頃に建屋内に移動、12月1日頃に戻ってきたもののクモハ226-33の転落防止幌など一部の部品が新たに外されていることが確認されています。

2024年1月には別の建屋内に移動したことを確認しています。天神川駅からではなく、山陽線上りの車内からとなるので撮影には向きません。

その後留置されている建屋に隣接するように囲いができていました。台車が置かれていますが果たして。さらに部品が外されているとの情報もあり、動きがあったのは確かなようです。

解体されてしまったようで、廃車ということになるのでしょうか。代替新造があるかは個人的に気になるところです。

また、同時期に支所裏側に留置されていたマニ50が姿を消しています。


おまけ

執筆日時点で最新鋭のEF210-349が止まっていました。
広島地区の貨物では既にEF210しか見ることができないので個人的には新鮮味はありませんが、床下がきれいな状態の車両は撮りたくなりますね。


ご覧いただきありがとうございました。

鉄道コム

コメント

  1. 匿名 より:

    まだ新しい車両なのに廃車ですか?岡山のうららと混結してしまえばいい。

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