基本データ

当サイトでは主に三次駅~広島駅を扱っています。また、路線表記は直通先を合わせた形で表記しています(例:福塩線府中~三次のうち、塩町~三次は芸備線に直通)。


路線図
区間長68.8km
駅数21駅
最高速度85km/h
使用車両キハ40系 、キハ120形
保安装置ATS-SW
ICカード対応区間狩留家駅~広島駅
諸元

狩留家駅~広島駅間は『広島シティネットワーク』内の駅となり、駅ナンバリングが導入されている。

路線名の由来

安芸国と備後・備中を通ることから。
安芸国は芸州と呼ばれるため、「芸」を取ったものと考えられる。

現在の使用車両

キハ40系

三次~広島の主力。両運転台(1両単位で運転可能)のキハ40形と片運転台(2両単位で運転)のキハ47形が存在している。

車両の配置は新山口支所(山口県新山口駅近く)となっているため、車両の整備などのために広島駅と新山口駅を結ぶ回送列車(「キハ回」と呼ぶ人が多い)が運転されている。

詳しくは上の記事に掲載しています。
下深川駅に停車中のキハ40。
キハ47先頭、7両編成のキハ回。通常は5両だがこの日は増結されていた。
各車両の現況はこちらからどうぞ。後述のキハ120形も扱っています。

キハ120形

JR西日本のローカル線の代表格。配置は広島支所(天神川駅近く)で、備後落合駅~三次駅、福塩線府中駅~三次駅の運用となっているが1日2往復三次駅~広島駅でも運用されている。

快速〔みよしライナー〕の運用にも入る。
広島東洋カープのラッピング車(2023年12月まで運転予定)
運用はこちら。

運行形態

キハ58系を使用した急行〔みよし〕が2007年7月1日に廃止され、現在は快速〔みよしライナー〕と普通列車のみが運転されている。

快速〔みよしライナー〕

停車駅:三次、甲立、向原、志和口、下深川、下深川から広島までの各駅
急行〔みよし〕廃止により現在の停車駅となった。
当時の急行は 三次、甲立、向原、志和口、広島 (一部列車は下深川、安芸矢口、矢賀も)
快速は 三次、甲立、向原、狩留家、狩留家から広島までの各駅 に停車していた。

JR西日本が発表しているローカル線の収支データなどから裏付けられるように、需要は下深川駅を境に分かれている。日中の運転本数は三次駅~下深川駅間が毎時1本程度、下深川駅~広島駅間が毎時2本または3本となっている。

下深川駅~広島駅間の区間便が数多く設定されており、時折狩留家駅を始終着とする列車もある。志和口駅始終着は現在は1日1便のみとなった。

基本2両で運転されており、1両の列車も設定されている。
最長編成は1806D三次行きの6両(ただし途中の下深川駅まで)である。

詳しくは上のリンクから。

歴史

1915/01私鉄の芸備鉄道として志和地駅~東広島駅(現在の矢賀駅~広島駅に位置)が開業
1937国有化。他の区間を含め芸備線誕生
1987民営化。JR西日本の路線となる
1991/11JR四国2000系3両を使用した団体列車が東城~広島間で運転された。高速化が謳われたが今のところ実現せず。
2002/03/23急行〔ちどり〕〔たいしゃく〕廃止、〔みよし〕に統一
2006道路拡張工事により上川立駅~甲立駅間の線路が移動。郷原トンネルを通るようになった。
2007/07/01急行〔みよし〕、快速〔通勤ライナー〕(停車駅:三次~狩留家、下深川、広島)が廃止となる。
快速〔みよしライナー〕に統一。
2013/秋広島デスティネーションキャンペーンの一環としてキハ48形使用のリバイバル急行〔ちどり〕が三次駅~広島駅間で運転された。
当時使われた車両は現在 特急〔花嫁のれん〕として七尾線 金沢駅~和倉温泉駅を結んでいる。
2018/07西日本豪雨により白木山駅~狩留家駅間の橋梁が流出。その他の区間でも多数の被害が出た。
2019/10/23全線復旧。キハ47形〔○○のはなし〕を使用した団体列車が復旧記念に運転された。
その他・〔瀬戸内マリンビュー〕、〔etSETOra〕入線
・サンフレッチェ広島ラッピング車両(キハ40-2081,2132、終了済)
・広島東洋カープラッピング車両(キハ120-332)
手元の資料と一部wikipedia参考
2017/03 広島駅
快速〔みよしライナー〕増便PR
2020年撮影
サンフレッチェ広島ラッピング
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