当記事は 広島支社の気動車図鑑 キハ40系キハ47形 の補足を兼ねたページです。
下関総合車両所新山口支所(広クチ)所属のキハ40系キハ47形にはワンマン車と非ワンマン車が存在します。
特に非ワンマン車においては運用線区に制限があり、2022年3月改正では芸備線のみの運用となっています。
同じ非ワンマン車でも車内には違いがあり、乗務員室後方の形態で大まかに分類することが可能です。
ワンマン車であれば運賃箱が設置されています。
タイプ | 現存 | ワンマン化により消滅済 |
---|---|---|
通常座席 | 3004 | 1014,1062,1103,3005,3007,3009,3502 |
優先座席 | 65,2015 | 63,95,96,169,179,2012,2014,2501 |
座席なし | 148 | 149,2013,2022,3006,3008 |
通常座席タイプ
1000番台とその改造車である3000番台にみられるタイプ。
優先座席タイプ
0番台とその改造車である2000番台にみられるタイプ。
座席なしタイプ
かつて非ワンマン車改造を受けた車両。
座席の代わりに手すりが設置されている。
近年はワンマン化が進められており、近い将来これらの形態は見られなくなることが予想されます。
ご覧いただきありがとうございました。
コメント
通常座席タイプの表、ワンマン化により消滅済の欄のところ、3502が抜けていますよ。
ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。
よく見たら、優先座席タイプの表、ワンマン化により消滅済のところ、63も抜けていますね。
キハ47-63も一昨年料金箱付きましたので消滅済みですよ。
再度のご指摘ありがとうございます。上記以外にも抜けがありましたので修正させていただきました。
4月15日にキハ47-65、キハ47-2015がスクラップ行きとなった模様ですね。幡生工場へ移されたなどという情報がインターネットに流れていましたよ。
やはり、この2両は料金箱がなかったために邪魔くさかったのでしょうね。
まあ、幡生へ回送されたのなら、料金箱は付かずにバラされるんだろうなァ、と思います。
一方、キハ47-148、キハ47-3004に関しましてはまだ話聞きません。後者は元から料金箱がなく、今さらワンマン改造しようといっても乗務員室の背後を1から改造せねばいけませんが (ドア、5人掛け席の撤去)、前者は料金箱を取っ払った状態にありますから (あと、乗務員室背後はドアがなく、バーだけになっていて運転台脇に料金箱があるのと同じドアがあるだけでしたね)、再度ワンマン改造するのは後者ほど面倒くさくはないと思いますから、それも気になるところですね。